DeNA に入りました
November 1st, 2010 | Published in 日常 | 3 Comments
10/1 から、初台の DeNA でソフトウェアエンジニアとして働いています。早いものでもう一ヶ月が過ぎた。
何をやっているか
スマートフォンなモバイルでソーシャルなウェブ、というカタカナだらけなことをやっています。これはなかなか親には説明しづらい。 これまで個人活動でやってきた iPhone アプリ開発の経験を買われたのだと思います。いろいろやっとくもんだ。 入って1週間くらいコードを眺めたあと、さっそくモバイルデバイス側、ウェブサーバ側の両方のコードをばきばき書いてたら10月が終わっていた。
何をやろうとしているか
そもそもなぜ入ったか。会って話した人からよく聞かれて、「あまり考えてなかったんだよねー」と答えてたんだけど、多少は思うところもあった。
まず、最先端にいたいというのがある。いまぼくが見えている範囲でいちばんエッジなのは何かというと iPhone をはじめとするモバイルであり、ソーシャルウェブだろうと。思えば、前の職に就いたのも、当時の最先端だった Cell プロセッサの開発ができるから、というのがあった。エッジの効いたところには、尖ったひとが集まるわけで刺激的に違いないと。
次に、やっぱり世界を少しでも良いところにしたいというのがある。 たとえば、うちの両親くらいの歳のひとが、日々何をして暮らしているかというと、起きている時間の半分くらいがテレビをただ見ているだけだったりする。たしかに、外に出てアクティブに活動する、というのはちときついだろう。それでも、ただ流れてくる情報を流すパイプなだけで、やっと手に入れた平穏な日々を過ごすのはちょっとなんだかなとずっと思っている。
人は、人とのあいだで暮らすのが何よりの楽しみだろう。大昔から。それを現在のテクノロジーでできることにもってくると、モバイルなソーシャルウェブになる。生のコンピュータだと、みんなが使えるわけじゃない。でもいまやケータイは老若男女ほとんどが日々つかっている。そのケータイでつながっているのは、家族や近しい友だち。そんなふうに、みんなが日々を過ごす場をつくれればなと。そこで交わすコミュニケーションは、まだ何がよいのかぼくには分かっていないんだけど、そのあたりはつくりながら手探りだなー。
会って話した人からは、「これまでやってきた専門と全然ちがうじゃないの、もったいなくない?」と言われることも時おりあります。でもまぁ、いろいろやった方がおもしろいんじゃないですかね。人生短いし。
pros/cons
何がよいかというと、オーバーヘッドが少ないところ。導入研修もわずかで、ミーティングも長くて30分、きっちりゴールがシェアされた状態で始まる。割り込みも少ないし、コード書きに集中できる。集中しすぎてへろへろになりがちなのが玉にキズではあるけれど… また、戦略が明快なのもよい。仮説、実行、検証が板についている。
逆に、何とかならんかなーというと、やはり街中なのがしんどい。朝の通勤ラッシュとか、散歩しようにも周りがクルマだらけである。あとランチが都心価格..
つづく。